夕暮れ時、ちょっと早めのライト・オン運動
【期 間】
令和2年10月1日(木)~令和2年12月31日(木)まで (3ヶ月間)
【目 的】
夕暮れ時は交通事故が多発する傾向にあり、特に日没時間が早くなる10月からは、帰宅時間帯のラッシュと相まって、さらに交通事故の多発が懸念されます。
このため、車両の運転者が、夕暮れ時に少しでも早くライト(前照灯)を点灯することを心がけ、周囲の車両や歩行者を早期に発見できる交通環境づくりに努めるとともに、早めのライト点灯と反射材着用を推進することにより、全ての道路利用者の交通安全意識の高揚を図り、交通事故を防止することを目的とします。
【推進要領】
1.夕暮れ時又は天候に応じた早めのライト点灯(自動車、オートバイ、自転車)
◆前が見えなくなってからライトを点灯するのではなく、日没の少し前からライトを点灯し、見るためのライトを、見せるためにも活用しましょう。また、天候(雨、霧、雪等)に応じてライトを点灯することで、積極的な事故防止にも努めましょう。
◆夜間、走行する際は、自動車のライトはハイビームとすることで歩行者等を遠くから発見することができ、早期の事故回避が可能となります。
ただし、対向車と行き違う際や、他の車の直後を通行する際、交通量の多い市街地等を通行する際は自動車のライトは、ロービームに切り替えましょう。
また、夜間は昼間に比べて視界が悪くなるため、歩行者や自転車等の発見が遅れるうえ、速度感が鈍り、速度超過になりがちですので、昼間より速度を落として慎重に運転をしましょう。
◆事業所や家庭等では、お互いに注意を呼びかけ、夕暮れ時からの早めのライト点灯に積極的に取り組みましょう。
◇夕暮れ時のライト点灯時間◇
夕暮れ時は、季節や天候、個人の感覚によって明暗の捉え方が異なり、画一的に定めることはできませんが、本運動では、ライト点灯義務がある日没の少し前にライト点灯時間の目安を設定します。周囲が暗くなってきたと感じられる日没の概ね30分前(夕日が極めて低くなり、つるべ落としで全体的に暗くなるとともに、西日による明暗が大きく感じられる時間帯)を目安として下さい。
◇点灯時間の目安◇
・10月1日~10月31日までの間…16時50分
・11月1日~11月30日までの間…16時20分
・12月1日~12月31日までの間…16時10分
※ 天候等により、点灯開始時間を調整して下さい。
2.反射材の着用推進(歩行者、自転車利用者)
◆歩行者や自転車は車側から見ると、よく見えていません。
歩行者は、できるだけ明るい服装(白や黄色)を選ぶとともに、夜間外出時は反射タスキ・リストバンド等の着用や、靴や杖への反射材シールの貼り付け、携行品への反射材キーホルダーの取付けをするなどして、周囲に自分の存在を知らせて交通事故から身を守りましょう。
◆自転車利用者は、夜間は必ずライトを点灯するとともに、反射タスキの着用やリフレクターを活用し、歩行者や車両との交通事故防止に努めましょう。
◆事業所や家庭等では、反射材等の着用推進に積極的に取り組みましょう。