夏の交通安全県民運動が始まります!
【期間】平成30年7月11日(水)~7月20日(金)
【目的】
夏の時期は、レジャー等により交通の流れ・量ともに変化することに加え、開放感や暑さからの疲労等により交通事故の多発が懸念されます。
本運動は、このような情勢をふまえて、県民一人ひとりに交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけていただくことにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とします。
【運動の進め方】
(1)県民一人ひとりが交通安全を自らの問題としてとらえ、各種行事に積極的に参加するなど、交通安全意識を高め交通事故防止に努めましょう。
(2)関係機関・団体は、本運動の重点が県民一人ひとりに定着するように、相互に連携をはかりながら、創意・工夫をして、効果的に推進するとともに、その効果が運動終了後も持続されるよう努めましょう。
【運動の重点】
1 高齢者と子どもの交通事故防止
今年の4月末現在で、交通事故死者の8割以上を高齢者が占めています。
日中の暑さを避けて朝夕に外出する高齢者の方や、夏休みの子どもたちが交通事故の被害に遭わないよう、道路を利用する全ての人の交通安全意識を高めましょう。
また、高齢運転者の方は、加齢による運動機能の低下等を理解して安全運転に心掛けましょう。
2 シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
平成29年中の県内における交通死亡事故では、四輪車乗用中の交通事故死者35人のうち、20人がシートベルトを着用していませんでした。万が一、事故に遭ったときの被害を軽減させるため、車に乗ったときは、全ての座席でシートベルトを着用しましょう。また、乳幼児を乗せるときは、チャイルドシートを使用してください。
後部座席を含めた全ての座席でシートベルトとチャイルドシートの着用が義務付けられています。
3 飲酒運転の根絶
飲酒運転をしたドライバーはもちろんのこと、飲酒運転をする恐れのある人にお酒を飲ませた人、車を貸した人、あるいは運転者がお酒を飲んでいることを知りながら運転を依頼・要求して同乗した人も処罰されます。また、飲酒運転は、交通事故を起こした場合、「ひき逃げ」などの異常心理を招きます。
三重県では「三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例」により飲酒運転違反者には、アルコール依存症に関する受診義務が課せられています。
県民一人ひとりが飲酒運転は絶対しない、させない、許さないという強い自覚を持って取り組みましょう。
「STOP!飲酒運転inみえ ~根絶の一歩はあなたの自覚から~」