本日から「年末の交通安全県民運動」が始まります。
【期間】
令和2年12月1日(火)~12月10日(木)
【目的】
本運動は、県民一人ひとりに交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけていただくとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とします。
【運動の進め方】
(1)県民一人ひとりが交通安全を自らの問題としてとらえ、各種行事に積極的に参加するなど、交通安全意識を高めて交通事故防止に努めましょう。
(2)関係機関団体は、本運動の重点が、県民一人ひとりに定着するように、相互に連携を図りながら、創意・工夫をして、効果的に推進するとともに、その効果が運動終了後も持続されるよう努めましょう。
(3)本運動の実施にあたって、今後の新型コロナウイルス感染症等の状況や、これに伴う県民の交通行動の変化等を注視しつつ、県民の命と健康を守ることを第一に、地域の実情に応じた運動に努めましょう。
【運動の重点】
1 子どもと高齢者の交通事故防止
交通事故死者数全体の約半数を占める高齢者と、次代を担う子どものかけがえのない命を、道路における危険から守ることが重要であり、社会全体で交通事故から守りましょう。
特に、視認性が低下し、重大事故の多発が懸念される夕暮れ時と夜間の交通事故を防止しましょう。
高齢運転者の方は、加齢に伴う身体機能の変化等を理解して安全運転を心掛けましょう。
2 横断歩道における歩行者優先の徹底
ドライバーは横断歩行者の有無に注意して、横断歩道における歩行者優先を徹底し、歩行者は付近に横断歩道がある場合は、横断歩道を利用する等して、交通事故を防止しましょう。
3 シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
令和元年中の県内における交通死亡事故では、自動車乗車中の交通事故死者29人のうち、17人がシートベルトを着用していませんでした。(うち12人はシートベルトを着用していれば、助かったと推定されています。)
万が一、事故に遭ったときの被害を軽減させるためにも、全ての座席でシートベルトを正しく着用しましょう。
また、6歳未満の幼児を乗車させる際はチャイルドシートの着用が義務付けられています。
4 飲酒運転等の根絶
三重県では、「三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例」により、飲酒運転違反者に対し、アルコール依存症に関する受診義務が課せられています。県民一人ひとりが『飲酒運転は絶対しない、させない、許さない』という強い自覚を持って社会全体で飲酒運転を根絶させましょう。
また、悪質で危険な妨害運転(いわゆる「あおり運転」)を根絶させましょう。