三重県交通安全研修センターだより第 81 号
○ 雨天時の事故を激減させる役立ち情報
○ 知っておきたい応急手当
令和7年6月発行
発 行 : 三 重 県 交 通 安 全 研 修 セ ン タ ー
指 定 管 理 者 : (一 財 )三 重 県 交 通 安 全 協 会
雨天時の事故を激減させる役立ち情報
梅雨時の安全運転対策
まもなくジメジメと雨が降り続く季節です。
梅雨は恵みの雨をもたらしてくれる一方で、いろいろな災害を引き起こし、交通事故が多発する季節でもあります。
事前に雨対策を行い、時間や心に余裕をもった行動がとれるよう心掛けましょう。

① 視界を確保しましょう。
② 車間距離を十分に取りましょう。
雨天時に交通事故が多発する4つの要因

- 視界悪化:
雨天時の視界は通常より悪化します。
運転時にワイパーを使用するので、更に見えにくくなります。 - 雨音による音の遮断:
地面や車体に叩きつけられる雨音が外の音を遮断し、耳からの情報がおろそかになります。 - 路面状態の悪化:
路面が濡れて滑りやすくなり、ブレーキが利きづらくなりスリップの危険があります。 - 歩行者の行動の問題:
歩行者は、傘で前方の視界を遮り、近くの車に気付かないことがあります。
また突然の雨に慌てて、十分な安全確認をせず、とび出してくる危険があります。
「視界の確保」は交通安全の基本です。

車のスピードが上がるほど、視界は狭くなります。
雨天時は更に見えにくくなるため、ワイパーで視界を確保しますが、その能力にも限界があるので、点検・メンテナンスをしましょう。
- 早めのワイパー
- ライト点灯
- 曇り止めの使用
雨が降り始めたら、スリップに注意。

路面が濡れると、乾燥している時よりも制動距離(ブレーキを踏んでから止まるまでの距離)が長くなります。
雨の降り始めは路面のゴミや埃の影響で、急激に滑りやすくなります。
ハイドロプレーニング現象に注意!!
ハイドロプレーニング現象とは、水の溜まっている道路を高速で走行すると、タイヤの排水作用が限界を超えてしま
います。
このためタイヤが水に浮いた状態となり、ハンドル、ブレーキ操作が利かなくなってしまう現象のことです。

もし発生したら・・・ 慌てない
慌ててブレーキやハンドル操作を行うと、車のバランスを失い横転するような重大な事故になることもあります。
対処方法は、まずは何もせずそのまま減速し、操作可能な状態を待ち、操作が回復したら速度に注意し運転を続けましょう。
ハイドロプレーニング現象を防ぐためには
- 速度を控え、車間距離を十分にとる。
- わだちや深い水たまりなどは極力さける。
- タイヤの点検(溝、空気圧、傷等の有無)は適切に行う。
知っておきたい応急手当
交通事故が発生した際、当事者の運転手がまず何よりも優先しなければならないのが、負傷者の「救護」です。
これは道路交通法で定められている義務です。
事故に遭遇して怪我をしている人や、目の前で突然倒れた人を見つけたら、どのような行動をとるのがよいのか、確認しておきましょう。
一次救命処置の手順
傷病者がいる場合

① 周囲の安全確認
② 「大丈夫ですか?」と声をかける
・・・反応(動きや返事)がなければ・・・
③ 「誰か来て!」と大声で人を呼ぶ
④ 救急車を呼ぶ、AED の手配
⑤ 傷病者の胸部圧迫を開始
⑥ AED の装着と除細動
胸骨圧迫の位置とポイント

- 傷病者の横に両ひざ立ちになる。
- 胸の真ん中に片方の手の付け根を置き、他方の手をその上に重ねる。
- ひじを伸ばし、胸が少なくとも 5cm沈み込むよう、圧迫する。
- 1分間に少なくとも 100 回のテンポで圧迫し、これを繰り返す。
圧迫するポイントは?
- 強く
- 早く
- 絶え間なく
熱中症の応急処置と予防対策

涼しい場所へ避難し、服をゆるめ体を冷やす
探してでも使いたい
- うちわ・扇子
- 氷枕・保冷剤
研修センターでは職員全員が普通救命講習を受講しました!
三重県交通安全研修センターでは
セーフティドライブに関する知識と実技を強化する為に職員全員が普通救命講習を受講しています。


