年末の交通安全県民運動が始まります!
【期間】令和元年12月1日(日)から12月10日(火)
【目的】
本運動は、県民一人ひとりに交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけていただくとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とします。
【運動の進め方】
(1) 県民一人ひとりが交通安全を自らの問題としてとらえ、各種行事に積極的に参加するなど、交通安全意識を高めて交通事故防止に努めましょう。
(2) 関係機関団体は、本運動の重点が、県民一人ひとりに定着するように、相互に連携を図りながら、創意・工夫をして、効果的に推進するとともに、その効果が運動終了後も持続されるよう努めましょう。
【運動の重点】
1 高齢者と子どもの交通事故防止
交通事故死者数全体の約半数を占める高齢者と、次代を担う子どものかけがえのない命を、道路における危険から守ることが重要であり、社会全体で交通事故から守りましょう。
特に、視認性が低下し、重大事故の多発が懸念される夕暮れ時と夜間の交通事故を防止しましょう。
高齢運転者の方は、加齢に伴う身体機能の変化等を理解して安全運転を心掛けましょう。
2 シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
平成31年1月から令和元年9月末の県内における交通死亡事故では、四輪車乗車中の交通事故死者25人のうち、16人がシートベルトを着用していませんでした。
万が一、事故に遭ったときの被害を軽減させるためにも、全ての座席でシートベルトを正しく着用しましょう。
また、6歳未満の幼児を乗車させる際はチャイルドシートの着用が義務付けられています。
3 横断歩道における歩行者優先の徹底
ドライバーは横断歩行者の有無に注意して、横断歩道における歩行者優先を徹底し、歩行中の交通事故を防止しましょう。
本年、JAFが行った全国実態調査において、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場面で、9割以上の車が一時停止していないことが判明しています。
横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる場合、ドライバーは横断歩道の直前で車を一時停止させ、通行を妨げないようにしましょう。
4 飲酒運転の根絶
三重県では「三重県飲酒運転0(ゼロ)をめざす条例」により、飲酒運転違反者には、アルコール依存症に関する受診義務が課せられています。県民一人ひとりが『飲酒運転は絶対しない、させない、許さない』という強い自覚を持って取り組みましょう。